ホルミシス効果とは?癌治療にも良い?

「ホルミシス効果」というものをご存知でしょうか。身体機能を活性化させ、免疫力を高めることで、癌をはじめ様々な病気の改善に効果があるといわれるものです。小難しいようですが、実際はラドン温泉など、身近なところでもその効果を得ることができます。

ここでは、ホルミシス効果が発見されたきっかけや、そのメカニズムなどの基礎知識。効果の実例と、実際に効果を得られる温泉やその他の施設など、ホルミシス効果の入門というべき情報を紹介します。

ホルミシス効果とは?

「ホルミシス」とはギリシャ語で「刺激する」という意味を持ち、高い濃度または大量に用いられた場合に人体に有害とされ、低い濃度かつ少量が用いられた場合は、人体の健康に有益な効果をもたらす現象をホルシミス効果と呼びます。

これはミズーリ大学の生命科学教授、トーマス・D・ラッキー博士が、NASAの依頼を受けて、宇宙から帰還した宇宙飛行士のバイタルデータ(生態情報)を調べたところ、地球上よりも多くの放射線を浴びて戻ったにも関わらず、宇宙へ行く前より数値が向上していたことから、低線量の放射線は身体によい影響を与える、と提唱したことが研究の始まりになりました。

ホルミシス効果は、免疫力を高める、身体機能の活性化、病気の治癒などに効果があるとされています。

本当に癌治療に良い?

ホルミシス効果によって、癌が治癒したという事例も報告されています。初期の乳癌を宣告されたある女性が、ホルミシス効果のあるラドン温泉に頻繁に通ったところ、乳のしこりが取れたという体験談もあります。

これはホルミシス効果が直接、癌に働きかけたというより、身体機能と免疫力を活性化させたことで、癌細胞を抑制する細胞の働きも活発になった。つまり身体が癌に立ち向かう機能をフルパワーで引き出したと考えられます。

他にもラドン温泉が癌治療に効果を見せたり、心臓弁膜症が改善したりした例もあります。ただ、ホルミシス効果が癌細胞にどのような働きを見せるのか、具体的なメカニズムはまだ解明されていません。今後の研究が待たれるところです。

ホルミシス効果が得られる温泉や施設は?

身近にホルミシス効果を得られる施設として有名なのが、ラドン温泉です。温泉に様々な健康効果があることは古来より経験的に知られています。ラドン温泉にはその名の通り、放射性物質であるラドンが微量に含まれており、入浴することで身体に悪影響のない低線量の放射線を浴びることができます。

ラドン温泉は日本全国の各地にあり、中には天然のラドン温泉に医療用ラドンを混入することで、ホルミシス効果を向上させている施設もあります。またクリニックなどでは、医療用ラドンを用いて、通常の温泉より高いホルミシス効果を得られる設備を用意しているところもあります。詳しくは身近なラドン温泉、ホルミシス施設などを調べてみるといいでしょう。

まとめ

ホルミシス効果をもつラドン温泉について、癌など様々な病気の治療に効果があったという数々の実例はあります。ただホルミシス効果は直接、病を治療するというより、身体機能を高めて病に立ち向かえる身体を作るものであるため、そのメカニズムはまだまだ解明されていない部分もあります。科学的な裏打ちがない以上、過信はできませんが、いずれ研究が進めば解明される可能性は高いと思われます。様々な病に悩んでいる方は、試してみる価値は十分にあるでしょう。

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