ラドン温泉の効果とラジウム温泉との違い

ラドン温泉といえば、いまでは各地の温泉宿から、町の銭湯やスーパー銭湯などでも見かけます。しかしそもそもラドン温泉とは何なのか。どのような仕組みで、どのような効果があるのか、町の銭湯などでも施設を用意できるものなのか、など、色々な疑問もあるでしょう。

また同じような設備としてラジウム温泉もありますが、ラドン温泉とはどう違うのでしょうか。ここではラドン温泉の基本から、設備の仕組み、どんな効能があるかなど、基礎知識を解説します。

ラドン温泉とは?

ラドン温泉の「ラドン」とは、固体であるラジウムが変化した、無味無臭の気体状の放射性物質のことです。このラドンガスを、一定の安全な濃度で浴槽に送っている温泉をラドン温泉といいます。ラドンは呼吸や皮膚から体内に吸収されますが、脂肪に溶けやすい性質があり、ラドン温泉に入浴して体温や血流量が上がることで、より体内への吸収量が増えます。

このラドンには高いイオン化作用があり、体内に取り入れることで、ホルミシス効果によって新陳代謝の増加など身体機能が高まり、様々な健康効果が得られます。ラドンは半減期が3日程度と短く、入浴して体内に取り入れたラドンは数時間ですべて体外に排出されるため、身体への悪影響はまずありません。

ラドン温泉の効果

ラドン温泉に入浴し、体内にラドンを取り入れることで、身体機能を活性化させるホルミシス効果が得られます。ラドンの強力なイオン化作用によって、中性脂肪や活性酸素、老廃物などの排出が促進されて体内が浄化され、抗老化の効果もあります。

またイオン化作用が自律神経系の電子配列に影響するため、自律神経失調症。更年期障害、冷え性、気管支性喘息、その他多くの神経系疾病に効果があります。身体機能や免疫力を高めるため、その他、様々な疾病の原因治療につながり、初期の癌が改善したという体験談もあります。

他にも、脳の働きを高める脳内物質の分泌を促進するなど、細胞の吸収性が上がることで、薬やサプリメントの効能が高まるといった効果もあります。

ラジウム温泉との違い

前述の通り、ラドンとはラジウム鉱石が変化した気体です。銭湯などにあるラドン温泉は、人工的に発生させたラドンを浴槽に送っていることが多いのですが、ラジウムが多い地層に湧き出た天然温泉は、湧き出す過程でお湯にラジウムやトロンが含まれています。

こちらは主にラジウム温泉、また天然ラドン温泉などと呼ばれますが、いずれにせよ、放射線によるホルミシス効果が得られ、またラドンが発生するため、効能はほぼ同じだと思っていいでしょう。

人工的なラドン温泉は効果を高めるため密閉された設備が多いため、効果にも即効性があります。天然のラジウム温泉には開放的な設備が多く、効果も緩やかですが、他にも多くの成分が混じるため、温泉によって様々な効能があります。

まとめ

ラドン温泉とは、ホルミシス効果のある微量のラドンガスを送り込んだ浴槽、または天然のラジウム地層から湧き出る温泉に入浴することで、ラドンガスの体内への吸収力を高め、様々な健康効果を引き出すものです。特に神経系への作用や免疫力の向上で、多くの疾病の原因治療になります。

また身体の基礎機能を高めるため、定期的に入浴することで、健康の維持や体質改善、体内の老廃物を排除しての美容やアンチエイジングなど、様々な効果が期待できます。疾病や体調不良に悩んでいる方は、定期的に入浴してみるのもいいでしょう。

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