ホルミシスの効果とアレルギー

花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息、食物アレルギーなど、アレルギー疾患と分類されるものにもいろいろなものがあります。とくに、先進国に多いとされる疾患ですが、最近では、乳幼児の花粉症発症なども問題になっていますよね。実際、何かとお悩みの方も、多いのではないでしょうか?実は、何かと話題のホルミシス効果がアレルギーにも効くと、注目されているんです。その詳細をご紹介していきたいと思います。

アレルギーとは?

アレルギーという言葉が世の中に浸透してから、どれくらいが経過したでしょうか。日本では、スギ花粉をはじめとした花粉症やアレルギー性鼻炎などの疾患を抱える患者も多く、すでに知らない人がいないほどに、知名度が高くなってきている言葉ではないかと思います。

わたしたちの体の免疫反応が過剰になってしまった結果、引き起こるとされているアレルギーですが、病理学的には、その原因などまだまだ未知の領域が多いものでもあります。発生の過程やしくみなどから、I型からV型までに分類され、その程度や症状にもさまざまなものがあげられます。

混同されることも多いですが、アレルギー疾患と自己免疫疾患は似て非なるものであり、自己免疫疾患が自らの体内にある物質を抗原とするのに対し、アレルギー疾患では、外部からの特定の物質を抗原としています。

ホルミシスで活性酸素を除去!

わたしたちの体にとって、なくてはならない活性酸素ですが、多すぎると逆に懸念材料にもなり、老化現象の促進や生活習慣病などのリスクを生む可能性があることが解明されてきています。最近では、この活性酸素を、酵素のちからで減らすなどと言ったフレーズを耳にすることも少なくないですよね。

通常、呼吸によって体内に取り入れられる酸素の約2%が活性酸素となると言われていますが、そのほかの発生原因として、過度な運動、紫外線、放射線などの外的要因があることなども、徐々に知られるようになってきています。ホルミシス療法により、極めて低い線量の放射線を体内に取り入れることで、体内の酵素が活性化され、アレルギー反応を促進してしまうこともある、余分な活性酸素を除去できると考えられています。

さらに免疫細胞が活性化され免疫力アップ

正常に働く免疫機能は、わたしたちの毎日の生活の中でとても大切なものですが、免疫機能の過剰反応によって起こってしまうのがアレルギー。本来免疫機能が保つべきバランスが崩れると大きな危険をともない、ひどい場合には、アナフィラキシーショックを引き起こし、招かざる死の引き金となってしまうこともあります。近年の研究で、ホルミシス効果で得られる微量の放射線が、T細胞やB細胞といった免疫細胞を活性化させることがわかってきました。

また、免疫機能を正常化することで、アレルギーの改善がのぞめるだけではなく、さまざまなメリットがあることが実証されるようになってきています。免疫力アップによる病気にかかりにくい体作りはもちろん、新陳代謝の向上によるアンチエイジングやお肌のターンオーバーの促進、また肥満防止などの効果により、生活習慣病の予防にも役立つとされています。

まとめ

ホルミシス効果が持つ可能性は、体内の酵素の活性化やホルモンの活性化にとどまらず、アレルギーやアンチエイジングなど、多岐にわたるんですね。今や、日本人のほぼ3人に1人程度が、スギに対して花粉症を発症しているとも言われてもいますし、体の免疫機能を高めることはさまざまな病気を予防することにもつながります。幅広い効果が実証されているホルミシス療法を積極的に取り入れて、心身ともに健康に過ごしていきたいですね。

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