喘息の緩和はラドン浴が良いのは本当?

日本の温泉の種類にもいろいろなものがありますが、鳥取県の三朝温泉をはじめとして、全国でも有名なラドンを含む放射能泉に分類されるものをご存知の方もいるのではないでしょうか。古くからさまざまな病気治療の療法としても用いられてきたラドン温泉やラドン浴ですが、いったいどのような理由で喘息にも効果が期待できるとされているのでしょうか。その内容をくわしく見ていってみましょう。

喘息の原因

まず、知っておきたいのは、喘息となるそもそもの原因についてではないでしょうか。その原因や病態生理に関しては、さまざまなものが考えられるとされるものの、実際にはまだまだ研究段階のものが多く、治療に関してもはっきりと解明されていない部分も存在します。現在のところ、一般的には、12歳以下の患者の場合は遺伝子的要因が大きいとされ、12歳以上の患者の場合は環境的要因が大きいとされ、原因となるものについても、アレルゲンとなる環境刺激因子、ストレス、運動負荷、アルコール摂取などによる要因があるとされています。

また、ベータブロッカーとも呼ばれる交感神経β受容体遮断薬やアスピリンなどの薬が誘発する可能性も原因として示唆されています。現在、世界には、約3億人もの患者がいると言われており、慢性の気道炎症と位置づけられます。

ラドン浴が喘息の緩和になる理由

ラドンやラジウムを含むラドン温泉・ラジウム温泉・トロン温泉などといった、放射能泉と分類される温泉や温浴施設に入浴することが、主に、ラドン浴と呼ばれるものです。日本には昔から存在しますので、知らず知らずのうちに、すでにラドン浴を経験したことのある方もいらっしゃるかもしれません。

喘息などにラドン浴が良いとされる理由は、ラドンが、免疫力アップ、自己治癒力アップ、細胞の活性化、からだの抗酸化作用による美容など、多岐に渡って効果を発揮するとされているためです。喘息の治療や症状緩和のためには、からだの免疫力を向上させ、原因となっているアレルゲンによる影響そのものを緩和する必要があります。

さらに、ラドン浴では、温浴効果により、鼻や喉など粘膜の状態を正常に戻す効果が期待できますので、無理をせず、喘息緩和を目指せる方法とも言えるのではないでしょうか。

その他の喘息治療法

喘息の治療法は、症状の程度や種類にもよるかとは思いますが、患者の多くが喘息の発作治療薬として、抗炎症作用のある吸入薬を常備したり、または携帯していることと思います。さらに発作をなるべく起こらせないようにするために、日常から長期管理薬としての気管支拡張薬などを服用しているという方が多いのではないでしょうか。

喘息というものは、慢性の気道炎症であるため、一過性の改善ではなく長期的な治療を必要とします。とくに、気をつけなくてはならないのは、時に、命に関わる危険性のある発作です。残念ながら現在のところ、すぐに完治するような画期的な治療法は見つかっていませんが、大きな発作を防ぐためにも、薬の利用に加え、生活習慣や生活環境の見直しなど、さまざまな角度からアプローチをしていくことが必要と言えるでしょう。

まとめ

喘息だけではなく、健康に良いとされるラドン浴ですが、その種類にも、さまざまなものがあります。温泉に入浴することのほか、ラドンの元となるラジウム鉱石の上などで温浴すること、また、ラドンを吸入すること、ラドン温泉を飲むことなど、ラドンの効用はいろいろな方法で取り入れられています。ぜひ、ご自分にぴったりのラドン浴を取り入れて、喘息症状の緩和や健康維持に役立てていただければと思います。

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