ホルミシスで活性酸素はどうなる?

活性酸素が体に害をなす、と言う事は数年前から特に問題となってきました。テレビでも度々紹介され、人々は病気や老化を防ぐ手立てを探しております。では一体活性酸素とはどの様なもので、身体にとってどの様な悪さをするのでしょうか。また、なるべく簡単で手間が掛からない方法などがあるのでしょうか。ここでは活性酸素の正体などについて解説致します。最近、風邪をひき易い、疲れが取れない、肌荒れが気になるという方は要注意ですよ。

活性酸素とは

端的に言えば「活性酸素」とは「身体をサビつかせてしまう酸素」の事です。本来は決して悪者ではなく、白血球が作り出す正義の味方であり、殺菌力が強く細菌やウイルスと言った敵を撃退する存在なのです。所が一転、増えすぎると正常な細胞などを攻撃して酸化させる、つまりはサビさせてしまう困り者に変身してしまいます。「酸化」イコール「さびる事」です。

活性酸素は私達が生きている限りは、通常に生活しているだけで発生します。呼吸して大量の酸素を取り込みますと、その約2パーセントが活性酸素へと変身してしまうのです。しかし大量に発生させてしまう理由は、過剰に激しい運動であったり、強いストレスを受け続けていたり、環境破壊によって有害な紫外線を浴びたり、喫煙・肥満、食品添加物を取ったり等が挙げられています。

活性酸素が活発になるとどうなる?

では、活性酸素が大量に発生し活発になってしまうとどんな状況になるのでしょうか。それは体内中が酸化してしまうと言う事ですので、ソッチコッチがサビだらけと言う状態です。錆びついた鉄の扉を想像して頂くと分かり易いと思うのですが、動かす度にギーギーと騒音が鳴り、スムーズには動いてくれず、アチコチが変色して剥げてしまった様な状況…です。

たった一つの細胞が錆れば次々と波及し周りの細胞中錆てしまい、又は死滅させます。更に怖いのは、身体の錆は老化や癌、生活習慣病に繋がってしまう事であり、その結果、動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病、肺炎、脳血管性痴呆症、アルツハイマー型痴呆症などの様々な病気を引き起こす事です。最近の研究で分かってきたのは、生活習慣病も90パーセントは活性酸素が原因で起こると云う事だそうです。

何故ホルミシスで活性酸素が抑制できる?

活性酸素から身を守る為の防御システムが「抗酸化酸素」などです。活性酸素が発生すると、体内で防御システム(抗酸化酵素)が稼働して消去する訳です。この抗酸化酵素の代表的なモノには「SOD」「カタラーゼ」「グルタチオン」などがありますが、この3種類の抗酸化酵素は連合して敵と戦います。しかし20代をピークとして年々生産が減り続けます。

つまり防御力が低下してしまうのです。ここで着目されたのが「ホルミシスによる抑制」効果なのです。低線量の放射線を当てる事により活性酸素が発生して、身体みずからが防御する為の抗酸化酵素を作ろうと頑張ります。この頑張る力を飛躍的に高めるのがホルミシス効果です。つまり、自らの中に眠っている自然治癒力を高める事になります。それによって、活性酸素が起こす害である病気や老化を抑えると言う事です。

まとめ

生活習慣病と言えば、依然は遺伝や家系の問題が大きいとされていましたが、最近では活性酸素が90パーセントの原因を占めている事が分かってきました。普段、呼吸し、食べて、動き、眠るという生活を送っているだけでも活性酸素は発生します。

ただ、悪さだけではなく細菌やウイルスを撃退してくれる一面も持つので大量に発生させなければ良い訳なのですが、必要でもあり、増えすぎれば困ると云う厄介なものだけに常時注意を怠らない事が必要です。そこで抑制手段の一つとして、ここではホルミシスを紹介致しました。ただ、併せてストレスや環境汚染、化学物質などを避ける工夫、生活習慣の改善等も重要かと思われます。

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